第3回 金沢といえば!の観光名所「兼六園」

こんにちは!金沢を愛する歯科衛生士「りこぴん」です!

このブログでは、皆さんにぜひ来てほしい金沢の見どころをご紹介していきます。

今回は、言わずと知れた兼六園!

兼六園は日本庭園として名高い「日本三名園」のひとつ。敷地は約11.4万㎡で、とても広大な園内を廻遊して鑑賞する林泉廻遊式庭園です。

この庭園はもともと、加賀藩の歴代藩主が代々作庭してきたといわれています。

春は桜に始まり、夏の燕子花、秋には紅葉、冬は雪吊りなど四季折々の美しさを楽しめるので、日本はもとより世界中から観光の方が訪れるんですよ。

ところで皆さん、「兼六園」はなぜその名で呼ばれるのかご存知ですか?

これは宋の時代の歌人、李格非が撰じた『洛陽名園記』がもとになっているのです。名園を紹介する同書の中で「湖園という庭園は、優れた6つの景観を兼ね備えている」という記述があるのですが、兼六園の名付け親となった江戸幕府老中の松平定信はここから着想を得てその名を付けたのです。完璧とされる湖園に見劣りせず6つの景観を兼ね備えている、兼六園はその名に恥じない庭園だったんですね!

続いて、有名な「雪吊り」について少しご紹介しておきましょう。これは雪の重みから枝を守るために、木を縛り上げるというもの。秋・冬の夜間は園内が開放されるのですが、期間限定でライトアップが行われてその美しい光景を見ることができます。金沢の秋冬の風物詩として、毎年人気のイベントなんですよ。

このライトアップイベントは11月上旬頃から下旬頃にかけて開催されています(今年の開催については公式サイトをご参照ください)

それと、兼六園は早朝から見学できるんです。

もし近くに宿泊する機会があれば、早朝の兼六園も体験してみてくださいね。

(もちろん事前に開門しているかどうかはご確認ください)

涼しくなってきてからは散策もいっそう楽しみですよね。

秋から冬にかけてぐっと魅力の増す金沢へ、お越しの際はぜひ兼六園を楽しんでください!



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