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第2回 新しい金沢の顔、鼓門ともてなしドーム

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こんにちは!金沢を愛する歯科衛生士「りこぴん」です。 今年の夏は何度も大雨が降っている金沢市。 もともと雨が多い地方ではあるのですが、今年は例年にない雨量なので、おいでになる方は天気予報を確認して、ご注意くださいね。 さて、このブログでは、気候が落ち着いたらぜひ来てほしい金沢の見どころをご紹介していきます! 今回は、 JR 金沢駅。 2015 年に北陸新幹線が開業し、東京から金沢までが一本の新幹線で結ばれることになりました。これに先んじて金沢駅も全面リニューアル。そのシンボルが、東口の「鼓門」と「もてなしドーム」なのです。 近代的なガラスと金属の構造物、歴史を感じさせる木造の門、そして、これらを含む駅全体の空間が高く評価され、金沢駅はアメリカの旅行雑誌「トラベル&レジャー」の「世界で最も美しい駅 14 選」に、日本で唯一選出されたんですよ。しかも 6 位! 鼓門は、観光ポスターにもよく登場する、まさに金沢の新しい「顔」です。 能楽のさかんな金沢らしく、和楽器の鼓を二つ立ててその上に屋根を置いたような、とてつもなくユニークなフォルム。 門は朱塗りの木材が使用されていますが、柱となる鼓の部分は螺旋状に、屋根の部分は格子状に組み合わされています。屋根はよく見るとお城や寺社の門とは違い、まるで生き物のように緩やかにカーブしており、いったいどのようになっているのかと、初めて見た人はほぼ全員が立ち止まって見入ってしまいます。 実は、鼓門とその後ろにあるもてなしドームのガラス屋根はつながっており、列車を降りて駅から出てきた人は雨や雪に濡れることなく鼓門から出て行くことができます。 口コミを見ても、 「鼓門の大きさ、美しさに圧倒されました」 「通行する人の視線を釘付けにしてしまうほどの魅力」 など、多くの人がその存在感に心を奪われていることが伝わってきます。 また、鼓門の夜間のライトアップもお忘れなく。 加賀五彩(えんじ、藍、草、黄土、古代紫)にちなんだ色の光が鼓門を照らす幻想的な光景も、ぜひお楽しみください。口コミによると、ライトアップを見るためにわざわざ駅に近いホテルに宿泊する方もいらっしゃるのだとか。 列車で訪れた方が最初に降り立つ場所、それが駅。 歴史の風格と近代的なテクノロジーがおりなす金沢のおもてな

第1回 金沢ってどんなところ?

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 こんにちは!「りこぴん」といいます。   金沢って、どんなイメージがありますか? JR の観光ポスターなどでは美術工芸品が大きく取り上げられていることが多いので、「美と伝統の町」のように思っておられる方も多いのでは? もちろんそういった一面もあるのですが、住んでいるからこそ分かる「この町の良さ」もあります。   このブログでは、わが町・金沢を私の視点でご紹介しようと思います。 まず第一回は、そもそも金沢とはどういうところなのか、について。   金沢市は、石川県の県庁所在地。江戸時代には「加賀百万石」の城下町として栄え、人口規模では江戸・大坂・京の三都に次ぎ、名古屋と並ぶ大都市だったんです。 金沢は古い町並みが残り伝統的な文化も数多く残っているため京都のイメージがありますが、実は京都のように公家文化で栄えた町ではなく、武家文化の町なんですよ。   金沢の観光ポスターは雪が積もった風景が定番。ですが、夏はフェーン現象で極端に暑くなる日もあり、湿度は一年を通じて高め。この気候が伝統工芸の漆塗りや金箔製造に適しているのだそうです。   2022 年の人口は約 46 万人。北陸地方でもっとも大きな都市です。 口コミサイトなどを見ると、住みやすい、働きやすい街という評価もあるようですね。   この町にある面白いもの、楽しそうなことを、どんどん発信していきますね。