投稿

10月, 2022の投稿を表示しています

第6回 金沢21世紀美術館でのんびりアートなひと時を

イメージ
 こんにちは!金沢を愛する歯科衛生士「りこぴん」です! このブログでは、皆さんにぜひ来てほしい金沢の見どころを住人視点でご紹介していきます。 今回は「金沢21世紀美術館」を紹介したいと思います! 名前を聞いても、他府県の方は「知らないなぁ」と感じられる方が多いかもしれません。 ですが「プールの底から空をのぞむ写真」を見たことがある方はけっこういらっしゃるのではないでしょうか? あの有名なプールがあるのが、21世紀美術館。金沢にある公立美術館です。 もともとは金沢大学附属小・中学校と幼稚園があった場所に「新しい文化の創造」と「新たな街の賑わいの創出」を目的として2004年10月に開館しました。 「公園のような美術館」をコンセプトに開館した21世紀美術館では、入館料無料で鑑賞できるエリアも多いんです。 館内9つの恒常展示のうち、フロリアン・クラール『アリーナのためのクランクフェルト・ ナンバー3』や、オラファー・エリアソン『カラー・アクティヴィティ・ハウス』他2作品と、子供が遊べるように設置しているパビリオンなどは無料で楽しめます。 また、館内に併設されたレストランやアートライブラリー、ミュージアムショップまで入館料不要。アートライブラリーでは多彩な現代アートの書籍や作品集、国内外のカタログ、絵本が取り揃えてあり、じっくりと読書にふける方もちらほら。全面窓からたっぷりと光が差し込む空間は解放感があり、鑑賞につかれた際には休憩にもぴったりですよ。 冒頭でご紹介したプールは恒常展示で、レアンドロ・エルリッヒの『スイミング・プール』という作品。 とっても人気でいつも多くの方が写真を撮っています。 なお、口コミサイトなどを見ると「人がいっぱいで入るのをあきらめた」といった書き込みがちらほらあるので、混み具合が心配な方もおられるでしょう。ゆっくり鑑賞したい方は、夕方の来館がおススメ。朝よりも人足が減るため、他の展示も含め比較的落ち着いて鑑賞できます。これ、あまり知られていない情報ですよ。 アクセスはJR金沢駅からはバスで「21世紀美術館」駅下車すぐ。休館日は月曜日、開館日は午前9時~22時まで(展覧会ゾーンは10:00~18:00(金・土曜日20:00まで)。 「兼六園」と「金沢城公園」の隣なので、そちらの観光を予定している方は21世紀美術館の込み具合などを考慮して予定を立ててく

第5回 「尾山神社」神門のステンドグラスは厳かな美しさ!

イメージ
 こんにちは!金沢を愛する歯科衛生士「りこぴん」です! このブログでは、住人視点で金沢の見どころをご紹介していきます。 今回は「尾山神社」を紹介したいと思います! 「利家と松」でおなじみ加賀藩の藩祖・前田利家公と正室お松の方を祀る尾山神社。 こちらは、参拝の際にぜひご覧いただきたいのが国の重要文化財にも指定されている「神門」です。 和漢洋の三様式が用いられた神門は、エキゾチックな外見に加え、戸室石やステンドグラスがはめ込まれていてとっても美しいんです。夜にはライトアップされていっそう幻想的な雰囲気があたりに漂います。 「神苑」も見どころのひとつ。「楽器の庭」とも呼ばれるこちらは、古代舞楽の楽器を模した池泉廻遊式庭園です。神苑は 1954 年に金沢市の指定名勝となりました。兼六園しかり同地しかり、つくづく金沢って「美しい風景」が多いなと思いませんか? 「沢渡り」と呼ばれる飛び石を渡って、琵琶島や琴橋など遊び心豊かなお庭を堪能しましょう。八ツ橋や図月橋をゆっくりと進むと鳳笙島に到着。辰巳用水から流れ込む水の音を聞きながら、しっとりとしたひと時を過ごされるのはいかがですか? 庭園もライトアップされますので、日没から 22:00 まで存分にゆっくりできます。 そうそう、口コミサイトなどを見ると必ず取り上げられている「黄金のカエル」もお忘れなく。いわば尾山神社の隠れキャラ、思わずほっこりしてしまいます。 尾山神社が観光におススメなのは、金沢駅から歩いて 15 分ほどというアクセス面の良さ。 え? 15 分も歩くのに?と思ったそこのアナタ!実は尾山神社は兼六園や金沢城から長町武家屋敷や繁華街を結んだ場所にあるんです。なので、他の場所と合わせて観光できるのが魅力のひとつ(「ついで詣り」にならないよう、参拝予定ならスタート地点を尾山神社にすると良いかも☆)。近江町市場も近いため、お買物やお土産選びも楽しめますよ。 ぜひ、金沢観光のスタートには「尾山神社」を検討してみてくださいね。 あとそうそう、尾山神社にはなんと「日本最古の避雷針」があるんです。 わざわざ避雷針を求めている方は少ないでしょうが、ぜひ参拝の際には「これが最古かぁ」としみじみ見上げてみてくださいね ( 笑 )